ryouma9901の日記

ポケモントレーナーです。

<第2回さくまオフ優勝> 改ワタッコ&コータス晴れパ [SVダブルバトル/レギュレーションF]

はじめに

どうも、りょうまと申します。

今回は2024年4月13日に開かれたさくまオフで優勝した構築を紹介していきます。

t.co

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戦績

予選 5勝1敗 2位でトーナメント進出(直接対決負けで2位)

トーナメント 4-0 優勝

構築経緯

昨年のPJCS予選で使用したワタッココータス(ワタコー)の晴れパを久しぶりに使おうと思い構築の作成が始まりました。

レギュレーションEまでのワタコーはトルネロスに何をされてもキツかったのであまり使う気になれませんでしたが、レギュレーションF環境でとある救世主がやってきました。

<ワタコー界隈の救世主

このタケルライコというポケモンの対トルネロス性能は凄まじく、非常に高い耐久を持ちながらじんらいでトルネロスに一生にらみを効かせ続けたり、エレキネットによるS操作を行えたり、さらにこだいかっせいで自然とこのポケモンを強化できたりと現環境でワタコーを使うなら必須のポケモンです。

次に、晴れパを使うなら間違いなく入れたいポケモンであり、先に現環境でワタコーを使っていた人も採用していたきあいのタスキを持ったメインアタッカーの、追い風軸に同居しがちなランドロスなどの地面枠を対策するためにを採用しました。

最後の一枠にはふかしのこぶしで守るを貫通し、相手の上を取れれば一方的に火力を押しつけられるため追い風構築を使うなら必須と考えていたのうち、晴れパと水ウーラオスでは相性が悪いため悪ウーラオスを採用し、完成としました。

 

個体解説

ワタッコこうかくレンズ

特性:ようりょくそ

テラスタイプ:ゴースト

せいかく:おくびょう

実数値&(努力値):H182(252)-↓A(x)-B90(x)-C(x)-D116(4)-↑S178(252)

H...できるだけ相手の攻撃は耐えたいので全振り

S...最速アローラキュウコン(S109族)を1だけ上回ることができるので最速1択です

技構成:ねむりごな/いかりのこな/おいかぜ/アンコール

-ねむりごな...ワタッコを採用する最大の理由です。当てる前提で立ち回ります。

-いかりのこな...晴れエースを無事に着地させたり、守ったりするために使います。

-おいかぜ...倒される前に追い風を貼って退場し、後続に繋げます。コータス選出しなくてもいかりのこながあるおかげでモロバレルの様な役割もこなせます。

-アンコール...初手のねこだまし、ねむりごなを恐れた守る、追い風や晴れターンを稼ぐ為のまもる等に対して刺さります。

ほぼほぼ先発に選出し、相手を眠らせたあとに追い風を貼って後続に繋げます。

持ち物はこうかくレンズ1択です。この持ち物があるか無いかによってねむりごなを当てる前提の立ち回りをする自信の持ちようが変わってくるため本構築の真価を発揮しやすくなる他、オフ会では当然目の前に相手が居るため、事前にこうかくレンズであることを申請することで素ねむりごなを連打してリアルファイトになるといった事件が起こる可能性を下げる事もできます。

技構成に関しては、ワタッコで相手を殴ってもしょうが無い分サポートに特化させた方が良いと考え、フルサポート構成となっています。ちょうはつで完全に機能停止する型ではありますが、現環境でちょうはつを採用されがちなハバタクカミに関しては上からねむりごなを押して止められるため全く問題とせず、以前までちょうはつ採用もそこそこいたトルネロスも今環境になって大分減った(個人の感想)ため、問題無いだろうということでこの構成となっています。

・不採用の持ち物

きあいのタスキ...裏のエースに回した方が間違いなく強いので無しです。

おんみつマント...悪くないですが、ねこだまし+攻撃に関してはゴーストテラスタルで解決しつつねむりごなで返せば有利になるので不採用です。

(そもそもこうかくレンズを採用せずに初手からねむりごなをぶっ放していける自信が無い)

・不採用の技

まもる...ワタッコを生き延びさせてもしょうが無いので不採用です

攻撃技...ワタッコでダメージを稼ぐならねむりごなやサポートをしたいので不採用です

・テラスタイプに関して

テラスタイプはねこだまししんそくを透かせるゴーストです。おんみつマント採用なら水や鋼もありだと思います。

 

コータス@あついいわ

テラスタイプ:くさ

せいかく:おだやか

実数値&(努力値):H177(252)-↓A(x)-B163(20)-C105(x)-D132(236)-S40(x)

H...耐久がほしいので全振り

D...11n

B...余り

技構成:ねっぷう/あくび/てだすけ/まもる

-ねっぷう...全体技、初手で相手を雑に削って後発で刈り取る用です。ねむりごなを恐れた相手がくさテラスタルをしてきた場合に刺さります。

-あくび...ワタッコのねむりごなの通らない相手や、どうしてもワタッコで初手から追い風を貼らなければならない相手に対してあくびで妨害を図ったりします

-てだすけ...今回のワタコーのコータスは殴る役ではないのでてだすけを採用して置物化を防ぐ&相手の殲滅に役立てます。

-まもる...初手2選出するとねこだまし役とかち合ったり、コータスをワンパンする相手にもかち合ったりする場合があるのでその場しのぎ用の守る採用です。

当時本戦に向けて考察していた晴れ始動要員のあくびコータスを採用しました。持ち物があついいわであることによって後続の晴れエースまで活性ターンを維持させることができます。

テラスタイプはモロバレルや地面弱点を意識して草タイプを採用しました。

 

タケルライコ@とつげきチョッキ

テラスタイプ:でんき

せいかく:ひかえめ

実数値&(努力値):H232(252)-↓A(x)-B121(76)-↑C180(52)-D118(68)-S103(60)

HB...いじっぱりパオジアンのつららおとしを87.5%耐え

HD...適当に振りました

C...C実数値が170台だとなんか弱く見えたので180まで振りました

S...追い風時最速パオジアン抜き

技構成:じんらい/10まんボルト/りゅうせいぐん/エレキネット

-りゅうせいぐん...ブリジュラスなどでんきタイプで触りづらいポケモンに対しての火力を意識してりゅうせいぐん採用です

-エレキネット...主に対追い風系統の構築で役に立つ技です

現環境でワタコーを使うなら必須のポケモンです。

トルネロス等の追い風系統に撃ち合えるようにするためにとつげきチョッキを採用し、パオジアンと並べて先制技の圧力をかけながら立ち回ります。

テラスタイプはフェアリーを採用するつもりでしたが、間違えてでんきタイプのままオフ会では使っていました。ただ、存外にこのでんきテラスタルチョッキタケルライコ×晴れという並びが強く、当日は問題無く戦えていました。

 

ハバタクカミ@きあいのタスキ

テラスタイプ:フェアリー

せいかく:ひかえめ

実数値&(努力値):H131(4)-↓A(x)-B75(x)-↑C205(252)-D155(x)-S187(252)

CS...きあいのタスキ型なのでCSぶっぱです

技構成:ムーンフォース/マジカルシャイン/シャドーボール/まもる

-まもる...相手視点追い風→眼鏡晴れ活性一致テラスマジカルシャインで全てをなぎ倒す構築に見えるため守るが非常に刺さります

晴れエースです。ワタッコで盤面を整えた後に着地させ、相手を一気になぎ倒していきます。きあいのタスキがあるので先制技や追い風を枯らされた後にも安定して動かせるのが強かったです。

 

パオジアン@いのちのたま

テラスタイプ:ゴースト

せいかく:いじっぱり

実数値&(努力値):H155(x)-↑A189(252)-B101(4)-↓C(x)-D85(x)-S187(252)

AS...いのちのたま採用なんで火力特化&できるだけ速く動ける準速

技構成:つららおとし/ふいうち/こおりのつぶて/まもる

-つららおとし...怯みワンチャン狙い&火力重視でつららおとし採用です

-こおりのつぶて...追い風軸の地面タイプを触るためのつぶて採用です

主に対追い風軸を担う枠その2です。いのちのたま採用で火力はありますが、その分脆くもあるので気を付けて使いましょう。

 

ウーラオス(悪)@こだわりハチマキ

テラスタイプ:ゴースト

せいかく:ようき

実数値&(努力値):H176(4)-A200(252)-B120(x)-↓C(x)-D80(x)-↑S163(252)

A...ぶっぱ

S...追い風時に晴れの影響でSブーストした最速ハバタクカミよりも速く動くためにようき最速で採用しました

技構成:あんこくきょうだ/ふいうち/インファイト/アイアンヘッド

-アイアンヘッド...基本このウーラオスは後発でしか投げないのでとんぼがえりは不要なのでフェアリータイプに打点を持てるようにアイアンヘッドを採用しましたが、使う機会はありませんでした

追い風時のエースその2です。ゴーストテラスタルで相手のねこだましを無効化し、追風×ふかしのこぶしで相手を上から一方的に破壊します。

選出等

・基本選出

先発

後発@1

基本この選出をしてねむりごなを鬼のようにばらまきます。初手は外したらどんなに不利になるとしてもよっぽど草テラスタルが透けて見えるようとかでなければねむりごなを撃ちながら熱風orあくびをしていきます(このプレイをしないなら多分ワタッコは使わないし、こうかくレンズも採用していません)。起点を作りつつ追い風を貼った後は後発のアタッカーを着地させ、相手を破壊します。

@1の枠はだいたいウーラオスを投げていきます。

 

・対追い風軸

決まった選出はありませんが、はほぼ選出し、先制技で相手を倒す立ち回りをします。ワタッコもいかりのこなで味方を守ったり、追い風を貼って対抗したり、純粋に晴れ下で追い風を貼った相手よりもようりょくそを発動させたワタッコの方が速く動けそうだったりする場合は選出します。

 

おわりに

ここまで記事を読んで下さりありがとうございました。

オフ優勝どころか入賞すら初めてだったので嬉しかったです。昨年の全国予選で使ったワタッココータスで優勝できたのもまた嬉しかったです。

さくまオフで対戦した方々、ねむりごなを連打しても怒ることなく笑って見逃していただいてありがとうございました。

最後に、第3回さくまオフが6月1日(土)に愛知県岡崎市で開かれるようなのでオフ会に興味があったりポケモンの話がしたい!という方はぜひ!

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【第3回PJCS予選突破】対面パオウーラライコカミ<25勝7敗/最終114位/最終レート1743.499>

はじめに

どうも、りょうまと申します。

今回は自分が第3回PJCS予選で使用し、最終114位で予選抜けを果たした構築を紹介していきます。あとランクマシーズン16最終56位の構築でもあります。

もくじ

 

戦績

25勝7敗・最終114位・最終レート1743.499

○○○○○/○○○○○/○○××○/×○○×○/×○×○○/×○○○○/○○

予選3日目の朝から潜り始めて午前中5戦昼から夕方にかけて15戦残りは夜12時半くらいまでかけてやっていました。

構築経緯

第二回PJCS予選で使ったSブーストハバタクカミ+でんきテラスタル準速タケルライコで荒らして後発で詰める動きが強いと感じていたのでこの動きをベースに構築作りを開始しました。

<こごえるかぜのS操作、ムーンフォースの削り、ちょうはつで相手を止める

<電気テラスタルやハバタクカミのサポートと併せて相手を荒らす

後発にはある程度素早さが高く、ハバタクカミに対して不利を取らないポケモンや、タケルライコの電気技の通らない相手(草・地面等)、先発で削った相手を先制技で縛る立ち回りができるポケモンが欲しかったため、ゴリランダーと炎オーガポンを採用しました。

<グラススライダー要員①、イエッサン系対策枠も兼ねてます

<グラススライダー要員②、対草・対ハバタクカミ性能高いです

ここまでの4体では対追い風軸が不安だったため先制技も使えて相手の地面タイプに強いパオジアン、後はガエンゴリラサイクルを形成しつつ瞑想タケルライコ構築偽装にもできるガオガエンを採用して構築を回してみることにしました。

ねこだましサイクル。

<対追い風、詰めもできます。

とりあえず色々試した結果、対面的に相手を処理していくこの構築とガオガエンのいかくサイクルとでは相性が悪いということが分かり、結局別のポケモンを探すことにしました。

ここで、また色々な構築を調べていると、ほぼ同型の構築にゴーストテラスきあいのタスキ水ウーラオスを使っている方がいたので対面的に戦うこの構築と相性ピッタリだ!と思い、ラスト1枠には水ウーラオスを採用しました。

<パオジアンとの相性最高、ゴリラ炎オーガポンウーラオスの相性抜群

以上の流れで本構築の6体が決まりました。

 

個別解説

ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:フェアリー

せいかく:おくびょう

実数値&(努力値):H155(196)-↓A(x)-B96(164)-C156(4)-D156(4)-↑S190(4)

HB...A特化ウーラオスのすいりゅうれんだを大体耐える

HD...C187眼鏡ハバタクカミのフェアリーテラスムーンフォース耐え

S...最速トドロクツキ抜き抜き

技構成:ムーンフォース/こごえるかぜ/ちょうはつ/まもる

-ムーンフォース...相手を削る用の技

-こごえるかぜ...S操作兼タスキ潰し

-ちょうはつ...面倒なポケモンモロバレル等)を止める用

ほぼほぼ先発でしか投げません。ムーンフォースやこごえるかぜでタケルライコのサポートをしつつ後発につなげます。あとは、ごく稀にリキキリンのいる追い風構築に後発から投げるくらいです。

 

タケルライコ@じしゃく

テラスタイプ:でんき

せいかく:ひかえめ

実数値&(努力値):H201(4)-↓A(x)-B111(x)-↑C207(252)-D109(x)-S127(252)

C...とにかく火力が欲しかったので特化

S...ハバタクカミのこごえるかぜと併せてS-1準速135族(実数値124)を抜ける125に調整するのも準速にするのも変わらないと思ったのでミラー意識も兼ねて準速に

技構成:じんらい/10まんボルト/りゅうせいぐん/まもる

-りゅうせいぐん...りゅうのはどうでは火力が足りない盤面が多くあったので1発の威力重視でりゅうせいぐんを採用しました

ほぼほぼ先発で選出し、隣にはハバタクカミやパオジアン、時にはゴリランダーが並びます。初手から電気テラスタルで一気に相手を崩していったり、削った相手をじんらいの圧力下に置いたりします。

 

ゴリランダー@とつげきチョッキ

テラスタイプ:ほのお

せいかく:いじっぱり

実数値&(努力値):H200(196)-↑A188(204)-B111(4)-↓C(x)-D91(4)-S118(100)

A...11n+1(謎に偶数にしたかった←本当に何故かは分からない)

S...準速ペリッパー抜き

H...余りほとんど

技構成:ウッドハンマー/グラススライダー/10まんばりき/ねこだまし

-10まんばりき...本構築は対面で殴り合うことを重視しているためとんぼがえりは不採用

普通の素早さが若干高い普通のゴリランダーです。テラスタイプは対ハバタクカミやイーユイ辺りをカウンターできる炎で採用しました。

 

オーガポン@かまどのめん

テラスタイプ:ほのお

せいかく:ようき

実数値&(努力値):H155(x)-A172(252)-B105(4)-C(x)-D116(x)-↑S178(252)

A...火力がほしいので全振り

S...ミラーがけっこう発生したので最速

技構成:つたこんぼう/グラススライダー/じだんだ/ニードルガード

-じだんだ...ガオガエンやタケルライコを触るための技として採用しました。つるぎのまいの採用も考えましたが、ゴリランダーのとんぼがえりと同様にサイクルをしてつるぎのまいを積むチャンスを作る構築ではないのでじだんだを優先しました。

普通のASオーガポンです。ほぼほぼ後発からゴリランダーと一緒に投げて相手をスイープしていきます。稀に先発で出してテラスつたこんぼうの圧力をかけに行く場合もあります。

 

パオジアン@いのちのたま

テラスタイプ:ゴースト

せいかく:いじっぱり

実数値&(努力値):H155(x)-↑A189(252)-B101(4)-↓C(x)-D85(x)-S187(252)

A...いのちのたまと併せて最大火力を叩き込みにいきます

S...準速

B...パオジアンの努力値は余りをBに4振るといじっぱりA252ウーラオスのすいりゅうれんだを確定で耐えるようになるので余りはB4振り

技構成:つららおとし/ふいうち/こおりのつぶて/まもる

-つららおとし...今回はゴリランダーが構築に同居しているためつららおとし採用です

-ふいうち...せいなるつるぎと迷いに迷いましたが、珠パオジアンはタスキ採用と違っていつ倒されてもおかしくないので先制技で稼げるダメージの範囲が広くなるふいうちを採用しました

-こおりのつぶて...対追い風軸の化身ランドロス等をワンパンする技として採用しました

本構築ではウーラオスきあいのタスキを渡しているため、パオジアンウーラオス系では珍しいいのちのたまを持ったパオジアンです。クリアチャームとも迷いましたが、いかくやデバフ技の無い構築を相手取るときの強さが段違いなのでいのちのたま採用になりました。(なんとなく剣盾の頃の霊獣ランドロスに命の珠持たせるか白いハーブ持たせるか問題を思い出しました。)

パオジアンは基本的に先発で投げることが多く、隣にはウーラオスかタケルライコを並べます。

テラスタイプは初手でねこだまし持ちとかち合った時や、ノーマル技・かくとう技を透かしたりするために役に立つゴーストテラスタルにしました。

 

ウーラオス(水)@きあいのタスキ

テラスタイプ:ゴースト

せいかく:いじっぱり

実数値&(努力値):H176(4)-↑A200(252)-B120(x)-↓C(x)-D80(x)-S149(252)

AS...タスキ持ちなので火力特化&準速

H...特に意味があるかは分からないけど一応構築にゴリランダーが同居しているためHPが16nになる4振り

技構成:すいりゅうれんだ/アクアジェット/インファイト/まもる

普通のタスキウーラオスです。先発にも後発にも投げることができ、先発に投げる場合は初手のねこだましをゴーストテラスタルで透かして一気に有利を取りにいったり、きあいのタスキを活かしてハバタクカミやタケルライコの前で自由に動いたりすることができます。他にも悪ウーラオスインファイト読みゴーストテラスタルなど、きあいのタスキウーラオス×ゴーストテラスタルは非常に相性が良く、上位帯でこそ知っている人は知っている型だったもののPJCS予選においては知らない人がほとんどだろうと思い採用した結果、初見殺しとして十分にその真価を発揮してくれました。

 

選出など

・基本選出①

先発

後発

先発のハバタクカミ+タケルライコでS操作や削りを入れつつ殴りあった後、裏のゴリランダーオーガポンで詰める選出です。相手の構築的にライコの刺さりが良さそうならこの選出をします。

 

・基本選出②

先発

後発

パオジアンとウーラオスで殴り合い、ゴリランダーオーガポンで詰めます。基本選出①と違ってS操作のない純粋な殴り合いになるので、居るだけで後発のグラススライダー持ち2体の火力を上げられるパオジアンは大事にしたいです。

 

・対トルネロス

先発

後発

先発のパオジアンとタケルライコの先制技で圧力をかけつつ相手を倒した後、さらに後発からグラススライダー組を投げて先制技で縛り続けます。

 

・対エルフーンリキキリン軸

先発

後発

相手は基本的に先発エルフーン@1、後発リキキリン@1のような形で投げてきます。初手はパオジアンのこおりのつぶてエルフーン方向に撃ちつつ、ウーラオスは気合いのタスキを活かして水流連打をエルフーンの横のポケモンに撃ちます。エルフーンの横のポケモンが倒れたらだいたい裏からキリンが出てきてハイパーボイスを撃ちにくるので、まもるや霊テラス、交換、オーガポンの型破りグラススライダー等で追い風を枯らしつつリキキリンを倒して最後は先制技で詰めていきます。
別パターンの選出として、相手の構築が追い風に中速ポケモンが多い場合(追い風されてもSブーストハバタクカミが上を取れたり、リキキリンの着地にハバタクカミの着地を合わせられそうだったりする時)はハバタクカミを選出してこごえるかぜで相手の追い風を相殺しに行く場合もたまにあります。

 

・対ガチクレセ

先発

後発

相手はだいたい先発クレセリアガオガエンで出してくるのでウーラオスにゴーストテラスタルを切ってつららおとしとすいりゅうれんだをガオガエン方向に集中します。ガオガエンを倒した後はゴーストテラスタルを切ったことでガチグマのからげんきでは触りづらくなったウーラオスとゴリランダーのグラスフィールドを活かして殴り合いつつトリックルームを枯らして勝ちにいきます。

 

・トドロクツキキラフロル対毒寿司(偽装含む)

先発

後発

相手の初手は基本トドロクツキとキラフロルなので、ハバタクカミとウーラオスで両縛りにして相手がテラスタルを切ったら裏のタケルライコの電気技が寿司に通るようになり、切らなければそのまま両方倒して寿司を引きずり出して4対2で殴り合います。相手の後発が寿司以外だった場合は大体ウーラオスやパオジアンのゴーストテラスタルが刺さったり、タケルライコのじんらいで倒せる相手だったりするのでそのまま殴り合いましょう。

 

 

最後に

ここまで記事を読んで下さりありがとうございました!

今回の予選で使った構築は対面構築が好きな自分にとっては割と良く組めたんじゃないかなぁと思います。

レギュレーションFの残り期間もあとわずかですが、本戦も終わり、予選を突破した色んな強者達の構築が公開される時期なのでぜひとも強い構築の作り方などを探していきたいですね。

 

 

 

<PJCS本戦最終55位/全国&世界大会権利獲得> 三竜晴れ活性 [10勝3敗/最終レート1590.024]

はじめに

どうも、りょうまと申します。

今回は自分とテラ(@terabait123)がPJCS本戦のために考察し、自分は最高レート1575(本戦落ち)テラは最終最高レート1590・最終55位で本戦を突破し、全国&世界大会の権利を獲得した構築をテラの内容をベースに紹介していきます。

、「囍 公式大会 公式大会最終成績 最終成績 バイザー IDNo.140001 ID No. 140001 公式大会 ボケモンジャパンチャンピオンシップス2024 本戦 マスターカテゴリ I バトルルール ダブルバトル チーム3 順位 55位 Lv.100 Lv.75 開催期間 2024/04/21 09:00 ~2024/04/21 15:00 最終レート 1590.024 Lv.58 Lv.75 業 Lv.91 Lv.64 9 画面撮影」というテキストの画像のようです

もくじ

 

戦績

10勝3敗

最終レート1590.024

最終55位

 

構築経緯

↓の記事を読んでのあくび+のせいなるほのおで荒らしつつ起点を作成した後に晴れ下のきあいのタスキを持ったで暴れ回る動きが強いというところから構築作成がスタートしました。

 

【ヨンヨン晴々】 - じーまーこう https://jimakox.hatenablog.com/entry/2024/03/14/171228

 

元構築の記事ではトルネロス軸に不利を取るようだったので流石に対策をしたいと考えた結果、自分が第3回PJCS予選でも使用した磁石持ちこおりのつぶてを覚えた命の珠持ちが対トルネロス軸においてかなり強く動けるポケモン達で、古代活性を活用できるタケルライコは晴れとも相性が良かったため採用しました。

最後に対炎タイプや水タイプにおけるアタッカーや、晴れ下のハバタクカミが暴れ回るサポートをする枠としてを採用して一旦構築を完成させました。

しかし、磁石タケルライコと珠パオジアンでは前のめり過ぎて相手の攻撃を受けきれなかったり、晴れ以外の選出がしにくかったりといった問題があったことから、少なくともタケルライコにはどっしりと構えて相手の攻撃を受けつつ反撃もできるようにとつげきチョッキを持たせたいということになり、エンテイとつげきチョッキをタケルライコに渡すことになりました。

一方、とつげきチョッキをタケルライコに持たせたことで対追い風系統は安定するようになったものの、次はエンテイの耐久の不安定さが問題になり、元々殴り勝てる予定だった化身ランドロスやハバタクカミ&イーユイなどに対して役割を果たしづらくなってしまったためどうしようかと考えたところ、クリアチャームを持たせたの採用が代案として挙がりました。クリアチャーム持ちウガツホムラであれば、元のエンテイ以上の耐久を持ちながら晴れ下の古代活性による素早さのブーストで化身ランドロス相手に優位に動けたり、こごえるかぜ+何かをクリアチャームで無効化しつつ相手を殴りに行けたりするので、なんとか元のチョッキエンテイの代わりになるだろうということで採用しました。

ここまでの6体で色々と練習をしたところ系の構築に勝てなくなってしまったため、岩オーガポンの代わりにこだわりハチマキを持たせたフェアリーテラスタルを採用し、初手から古代活性+てだすけフェアリーテラバーストを撃って相手のワイドブレイカーを無効化しつつディンルーを一撃で消し飛ばして対策をすることにしました。

以上の流れで6体が決まりました。

 

個体解説

ウガツホムラ@クリアチャーム

テラスタイプ:フェアリー

せいかく:ようき

実数値&(努力値):H212(252)-A145(76)-B142(4)-↓Cx()-D114(4)-↑S146(172)

H...最大

A...持ち物補正無しウーラオスのあんこくきょうだやすいりゅうれんだを耐える調整にしてるハバタクカミを晴れ込みヒートスタンプで8~9割ぐらいで落とせるように若干A振りしました。

S...古代活性でSブーストできるようにS>Aにしました。

技構成:ヒートスタンプ/とおぼえ/みがわり/かえんのまもり

-ヒートスタンプ...晴れ下で安定した打点として採用しました。タケルライコとかち合う事も多かったので反動を恐れなければフレアドライブでも良いかもしれません。

-とおぼえ...基本的に隣に並ぶのはコータスですが、ウガツホムラ自身が殴れるようにするために使ったり、コータスを裏の物理アタッカー(主にトドロクツキ)に引くときに使ったりすることで制圧力と相手への圧力を上げる技です。

-みがわり...ワイドブレイカーと選択の枠です。クリアチャームをはたかれてもいかく無効になったり、モロバレルのキノコのほうしから身を守ったりと、主に対スタン構築で輝きます。また、あくびループと相性が良く、みがわりを容易に残せるところもポイントです。

-かえんのまもり...まもるを採用して変化技も防げるようにすることも考えましたが、みがわりを採用したことで対策したい主な変化技であったキノコのほうしに対して強くなれたのでかえんのまもりを採用しました。

主に荒し担当です。コータスのあくびループとウガツホムラの高い耐久をあわせて相手を削っていきます。

 

コータス@あついいわ

テラスタイプ:ひこう

せいかく:おだやか

実数値&(努力値):H177(252)-↓A(x)-B163(20)-C105(x)-↑D132(236)-S40(x)

H...最大

B...A236振り原種ガチグマ(A実数値11n調整)のダブルダメージ地震を耐える乱数が若干上がるため20振りです。(A特化だと12振りと変わらない)

D...11n調整

技構成:ねっぷう/あくび/てだすけ/まもる

-ねっぷう...範囲技の一致打点として採用しました。

-あくび...本構築の肝です。相手をあくびループに嵌めて戦います。

-てだすけ...アタッカーと並べて制圧していくときに使います。コータスが倒されるターンにも仕事ができるのが強いです。

-まもる...初手にコータスを一撃で倒せるポケモンとかち合ったり、ねこだましを防ぐために使います。

構築の基本選出の軸です。初手に選出して相手をあくびループに嵌めながら横のポケモンで殴りつつ、相手を一気に倒せそうなタイミングが来たらてだすけでサポートもします。

 

ハバタクカミ@きあいのタスキ

テラスタイプ:フェアリー

せいかく:ひかえめ

実数値&(努力値):H131(4)-↓A(x)-B75(x)-↑C205(252)-D155(x)-↓S187(252)

技構成:ムーンフォース/マジカルシャイン/シャドーボール/まもる

特に解説する内容の無い普通のCSタスキハバタクカミです。大体裏から投げますが、たまに先発で投げる場合もあります。

 

パオジアン@いのちのたま

テラスタイプ:ほのお

せいかく:いじっぱり

実数値&(努力値):H155(x)-↑A189(252)-B101(4)-↓Cx(x)-D85(x)-S187(252)

A...とにかく先制技で倒せる範囲を広げたかったので特化させました。

S...ハバタクカミと同速にはなりますが、かといって素早さを落としたくも無かったので準速で採用しました。

技構成:つららおとし/ふいうち/こおりのつぶて/まもる

-つららおとし...構築にフィールドを貼るポケモンを採用していない関係上アイススピナーと選択で、怯ませて勝ちたい方はオススメです。テラはつららおとし、自分はアイススピナーで採用しました。自分はテツノカシライエッサンに安定して勝てるアイススピナー推しです。

-ふいうち...パオジアンの珠ふいうちは強い!ということで採用してます。本当に先制技か疑うレベルの火力が出ます。

-こおりのつぶて...主に追い風軸のランドロスを意識して採用してます。後はふいうち択を消せるのが強みです。

-まもる...タスキパオジアンと違って動かせるタイミングで正確に動かさないとすぐに倒されてしまうのでまもるは必須だと感じました。

主に対トルネロス軸に選出し、タケルライコと併せて相手を先制技で倒せる状況を作りつつ動かしていくのが基本です。

テラスタイプは相手のハバタクカミの前で強引に動かせるように炎で採用しました。ゴーストも選択肢でしたが、追い風軸以外には初手に選出することも少なく、ねこだまし持ちのポケモンとかち合う事も少なかったため本構築では炎テラスタルで良かったと思います。

 

タケルライコ@とつげきチョッキ

テラスタイプ:でんき

せいかく:ひかえめ

実数値&(努力値):H231(244)-↓A(x)-B112(4)-↑C207(252)-D110(4)-S96(4)

H...耐久が欲しいので最大です。

C...でんきテラスタルをして火力を出せるように特化にしてまいす。

技構成:じんらい/10まんボルト/りゅうのはどう/エレキネット

-じんらい...このポケモンの採用理由です。対追い風系統に対してにらみを効かせます。

-10まんボルト...相手を殴る用の技です。

-りゅうのはどう...今回のタケルライコは居座って殴り合う必要があったのでりゅうせいぐんは採用しませんでした。

-エレキネット...全体技兼素早さ操作技として採用しています。でんきテラスタルをすると何気に威力が55から60になり、テラスタルのタイプ一致補正と合わさり素早さ操作をしながら火力を押しつけられる技へと変化します。

主な役割は対トルネロス軸ですが、チョッキライコは割と万能なので先発にも後発にも選出できる構築相手にはします。

ラスタルタイプはフェアリー・こおり・ドラゴン等の弱点を消しつつ火力を増強できるでんきテラスタルで採用しています。地面弱点なのは変わりませんが、パオジアンのこおり技で対策したり、とつげきチョッキを活かして一発耐えることで動かしていったりします。

 

トドロクツキ@こだわりハチマキ

テラスタイプ:フェアリー

せいかく:ようき

実数値&(努力値):H181(4)-A191(252)-B91(x)-↓C(x)-D121(x)-↑S188(252)

A...火力を出すポケモンなので252振りにしました。

S...準速135族以下より速く動けるように最速で採用しました。

技構成:ワイドブレイカー/はたきおとす/テラバースト/いわなだれ

-ワイドブレイカー...雑に相手を殴れる全体技兼デバフ技です。古代活性とこだわりハチマキの影響で威力60とは思えない火力が出ます。

-はたきおとす...単体相手への火力を出す技です。

-テラバースト...このポケモンの採用理由です。ディンラッシャやホムラディンルーを一気に崩すことができます。

-いわなだれ...ワイドブレイカーが通らないときに使える全体技です。怯みワンチャンに賭けることもできます。本戦後に思い付きましたが、てだすけ+うっぷんばらしでH252霊獣ランドロスをワンパンできるのでそちらにしても良いかもしれません。

対ディンラッシャ系の対策枠として採用したポケモンでしたが、晴れ下のワイドブレイカーの火力が高すぎて対スタンで相手を一基になぎ倒すポケモンにもなりました。

 

選出など

・基本選出

先発

後発@1

対スタンやコータスのあくびループが通りそうな相手(エルフーンリキキリン系など)には大体この選出をします。最後の枠は対スタンにはトドロクツキ、対エルフーンリキキリンにはタケルライコなど刺さりそうなポケモンを投げます。

 

・対トルネロス

先発

後発@1

トルネロス軸にはタケルライコとパオジアンを先発(※場合によっては両方またはどちらかを後発におくのもありです。例:相手の構築に霊獣ランドロスがいて明らかに初手に出てきそうなときはパオジアンとタケルライコの両方を後発に置く場合があります。)、後発にはハバタクカミを置き、追い風をまもるときあいのタスキでしのぎつつ反撃できるようにします。最後の一枠にはコータスを置いてクッション役兼あくび詰めをできるようにすることもあります。

 

・対ホムラディンラッシャ

先発

後発

相手の初手はほぼディンルー+ウガツホムラorヘイラッシャ、後発は初手に出さなかった1体+αで来ます。初手てだすけ+テラバーストでディンルーをワンパンしたら大体勝ちです。あとはディンルーがいなくなって特殊耐久が脆くなった相手を倒していきましょう。

 

・対ガチクレセ

先発

後発

めちゃくちゃ不利です。相手の初手は大体ガオガエンクレセリアなので相手のガオガエンがチョッキを持っていなさそうならてだすけ+テラスタルムーンフォースガオガエン方向に押して1体持っていきつつシャドーボール警戒でテラスタルを切ったクレセリアトリックルームを貼ることになります(ここで相手がちょうはつやトリル封印深読みでクレセリアまもる+ガオガエン動かしだとかをしてくれるとニッコリします。が、そんなことは大体無く普通にトリックルームをされるしひどい時はテラスタルすら切ってくれません)。その後は、後発からガチグマが出てくるのでクレセリア方向あくび+まもるで1ターンしのぎつつあくびループ(?)に入れる若しくは、クレセリアが攻撃してこない読みムーンフォースねっぷうをガチグマ方向に集中します(後者が通ると勝ちです)。コータスはかえんだまの発動していないガチグマの地震程度なら耐えるため、次のターンはコータスとHP満タンのハバタクカミVS.HP満タンのガチグマとHP満タンだけどあくびの入ったクレセリアが盤面に残るので、このターンはねっぷう+ムーンフォースをガチグマに集中します。ここでクレセリアが居座ってきてかつハバタクカミ方向に攻撃を押しているとだいたい負けますが、パオジアンのこおりのつぶて急所がワンチャンあるので諦めないようにしましょう。

 

おわりに

ここまで記事を読んで下さりありがとうございました!

りょうま)自分は本戦をあと少しのところで突破することができませんでしたが、テラがなんとか突破してくれたので本当に良かったです。ただ、当然これだけでは終われないので今日からは来年に向けて修行しつつ、ランクマ最終1桁も目指していきたいです。

テラ)目標のPJCS&WCS権利を獲得することができました!まずは、PJCSで良い成績を取ってWCSに繋げられるように頑張ります!!

 

 

 

 

 

おまけ

↓は本戦で自分が使った構築です。(12勝7敗本戦落ち)

ディンラッシャ系は初手ハバタクカミ&コータスから入ってもなんとか勝てる事が分かっていたのでカイリューを採用して対寿司構築を意識しました。(なお1回当たった寿司構築相手にはくろいきりを使う前に勝ちました)

画像

、「បទ្មេ 公式大会 最終成績 公式大会 最終成績 りょうま ID No. 353553 公式大会 ポケモンジャパンチャンピオンシップス2024 本戦 マスターカテゴリ I バトルルール ダブルバトル チーム4 Lv.100 ររៀស្ Lv.75 4 順位 106位 最終レート 1552.419 1552. 419 開催期間 2024/04/21 09:00 ~2024/04/21 15:00 Lv.50 9 Lv.100 Lv.100 業 海 Lv.100 画面撮影」というテキストの画像のようです

【第1回PJCS予選突破】イイネイヌガチクレセトリパ[25勝7敗/最終レート1754.221](代筆)

はじめに

どうも、りょうまと申します。

今回は一緒によくポケモンをやっている友人のテラ(@terabait123)が第1回PJCS予選を160位で突破した構築を紹介していきます。(本人は面倒だから構築記事を書きたくないとのことですが、もったいないので代筆しました。)

テキストの画像のようです

もくじ

 

戦績

25勝7敗

最終レート1754.221

最終順位160位

32試合消化(エラー落ち1回)

構築経緯

、「チーム1 「バイザー ハバタクカミ Lv.100 こだいかっせい ブーストエナジー ムーンフォース ちょうはつ こごえるかぜ まもる チームID KX3S4P オーガポン Lv.79 우 ちょすい $ いどのめん M ツタこんぼう Aا ウッドホーン つるぎのまい ニードルガード クレセリア Lv.84 ふゆう メンタルハーブ マジカルシャイン みかづきのいのり ひかりのかべ トリックルーム ガオガエン Lv.58 0 いかく ぼうじんゴーグル ガチグマ Lv.100 こんじよう かえんだま フレアドライブ はたきおとす すてゼリフ ねこだまし からげんき じしん つるぎのまい まもる イイネイヌ Lv.70 ơ ばんけん とつげきチョッキ どくづき けたぐり © はたきおとす はやてがえし Bもどる」というテキストの画像のようです

~1月30日まで

スタン、おいかぜ、キリンクマ…環境で流行ってるあらゆる構築を使うもなかなかしっくりくる構築が見つからずテラも自分も若干迷走中(そのなかでも自分はなんとか割と良さげなスタン構築を見つけていた)

 

・1月31日

+@1

↑の並びで先発すてぜりふ+トリルからのガチグマ着地、トリル後に@1でスイープするという決まった動きが簡単で強そう!という話をテラがしていて、どうやらガチクレセと心中する覚悟があるようなので自分は一旦置いておいてガチクレセの考察をすることに。
→構築の軸決定。

突然決まったガチクレセの使用ではあったが、WCS、ポケモンパラレルアリーナなど多くの大規模大会でガチクレセの愛用者がたくさん居たことで構築記事も多く残っており、そのなかでもS操作、荒し、詰め等何でもできるハバタクカミは、過去のほぼ全てのガチクレセ構築に入っていたことからハバタクカミも構築に組み込むことが決定。

この時点でここまでが決定。

残り二枠はガチクレセのトリックルーム展開をキノコのほうしやかふんだんご、いかりのこなでサポートして完全に通していくための、そしてキノコのほうしやいかりのこなでこちらのトリックルーム展開を阻害してくるモロバレルや、グラスフィールドでガチグマのじしんの火力を下げつつねこだましトリックルームの時間稼ぎを行うゴリランダーあたりを使うスタン構築への対策や、ハバタクカミと並べて高速初手の荒らしも行えるポケモンとして剣舞炎オーガポンを採用してランクマを回してみることに。

 

・2月1日

作った構築を試すも、ここで至極当然の問題が発生。

机上論では剣舞炎オーガポンやガチグマのゴリ押しで行ける気がしていたはずのガオガエン水オーガポンやガオガエンゴリランダーあたりに悪ウーラオスが入った構築にサイクルを回されると、

・普通に威嚇がキツすぎる

・キノコのほうし無効&じしん半減&このゆびとまれ持ちの水オーガポンが面倒すぎる

・タスキ悪ウーラオストリックルームの時間稼ぎされつつガチクレセ両方弱点突かれる

・ゴリラガエンサイクルも普通にキツすぎ

で余裕で負けることが発覚。

これはマズい…

 

現環境で大流行している悪ウーラオスハバタクカミに強い+ガチグマがトリル中に暴れるのに邪魔になる水オーガポンやゴリランダーに強い+ガチグマの邪魔になるいかく対策もできる、そんな最高のポケモンなんているのか…

 

 

 

いたああああああ(STAR BURSTでイイネイヌを使ってたおかげで割と早く辿り付いた)

しかもはやてがえしも習得したから先制技対策にもなるのめっちゃ強そう!

 

…でも流石に突然この犬使おうとか言い出すのもあれだしなぁ、、、

テキストの画像のようです

なんか全く同じ事考えてた(なんで?)

 

という流れや、先発Sブーストハバタクカミ&イイネイヌで打ち合ったあとに後発ガチクレセで占める流れ強そうじゃね?ということもあってイイネイヌを採用するに至りました。

 

そしてイイネイヌの採用が決まったことでイイネイヌ&モロバレルだと構築全体のパワーが下がりすぎることが理由となり、もう一枠は炎オーガポンを継続して使用することを考えた。しかし、モロバレルout→イイネイヌinによって水の一貫が生まれてしまったため、これを補うため炎オーガポン→水オーガポンに変更し、瞬間火力の不足はガオガエンのいかくやねこだましクレセリアみかづきのいのりを駆使してつるぎのまいを積むことで無理やり解消した。

 

ー2月2日朝8:09ー

☆構築完成☆&予選登録

個体解説

ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:くさ

せいかく:おくびょう

実数値&(努力値):H157(212)-↓A(x)-B104(228)-C163(60)-D156(4)-↑S171(4)

HB…できるだけ多く動いてS操作やちょうはつによる妨害、ムーンフォースによる削りを行いたかったためHB高め。

C...余り

S...スカーフウーラオスの上を確実に取るために補正だけかけて4振り。Sブーストハバタクカミの素早さ勝負がかなりインフレしていたので逆に素早さは諦めて耐久に。

技構成:ムーンフォース/ちょうはつ/こごえるかぜ/まもる

-ムーンフォース…耐久振りにした関係上マジカルシャイン+イイネイヌのけたぐりではテラスタルを切った水ウーラオスが倒せなかったりと、マジカルシャインでは火力も圧力も足りない場面が多かったためムーンフォース採用。

-こごえるかぜ...イイネイヌやオーガポンと並べるとき用のS操作技として採用。

-ちょうはつ...炎オーガポンを水オーガポンに変えた都合上モロバレル対策に厚くしたかったため採用。リキキリンなどその他めんどうなポケモンを止めることができる。

 

耐久にガン振りしてブーストエナジーで素早さを上げることで確実に仕事をするポケモン。草テラスタルモロバレルガンメタ&水技、草技等を受けるため。意地特化ウーラオスのあんこくきょうだ及びすいりゅうれんだぐらいなら一発は耐えてくれるのでかなり動かしやすい。

 

オーガポン(水)@いどのめん

テラスタイプ:みず

せいかく:いじっぱり

実数値&(努力値):H187(252)-↑A155(4)-B111(52)-↓C(x)-D117(4)-S155(196)

HB...剣舞型なのでSに振った余りを耐久に。

S...準速化身ランドロス+2

A,D...余り。努力値8を4振りずつするのが好きなので。

技構成:つたこんぼう/ウッドホーン/つるぎのまい/ニードルガード

-ウッドホーン...つるぎのまい型なので場持ちを良くするために採用。

-つるぎのまい...トリックルームをしない場合の第2のエースとして活躍できるように採用。クレセリアひかりのかべみかづきのいのり、ガオガエンいかく・ねこだましとも非常に相性が良い。

 

 

クレセリア@メンタルハーブ

テラスタイプ:フェアリー

せいかく:おだやか

実数値&(努力値):H227(252)-↓A(x)-B143(100)-C95(x)-↑D176(156)-S105(x)

HD...ハバタクカミと対面することが多かった&いかくで物理方面はウーラオス以外は基本見ることができるので特殊耐久高め。11n調整。

B...余り

技構成:マジカルシャイン/みかづきのいのり/ひかりのかべ/トリックルーム

-マジカルシャイン...水オーガポン+タスキ悪ウーラオスという並びに対してこのゆびとまれ+悪ウーラオス動かしという行動を許さないため採用。

-ひかりのかべ...ガチグマリキキリン構築やイエッサンテツノカシラ構築あたりに対して圧倒的に立ち回りやすくなる技として採用。トリックルーム→ガチグマのやけど待ちみたいな本来暇なターンにも役割ができる。

 

持ち物にはリキキリン対策にちょうはつを入れているポケモンの増加によるあおりを受けたくなかったためメンタルハーブ採用。テラスタイプは安定のフェアリー。

 

ガオガエン@ぼうじんゴーグル

テラスタイプ:ドラゴン

せいかく:わんぱく

実数値&(努力値):H202(252)-A135(x)-↑B143(156)-↓C(x)-D123(100)-S80(x)

HBD...調整意図無し。ダメージ感覚があるものを採用。

技構成:フレアドライブ/はたきおとす/すてぜりふ/ねこだまし

 

ぼうじんゴーグルモロバレルの対策をしつつ、ドラゴンテラスタルで御三家サイクルのタイプを幅広く受けられる。

 

ガチグマ@かえんだま

テラスタイプ:ドラゴン

せいかく:ゆうかん

実数値&(努力値):H237(252)-↑A198(156)-B125(x)-C(x)-D113(100)-↓S63(x)

HD...ひかりのかべみかづきのいのりで粘るためちょっとD振り。おかげでひかりのかべがあると眼鏡ハバタクカミのムーンフォースをやけど込みでも大体二発は耐える。

A...11n

S...わざわざ最遅にしてくれているアカツキガチグマがそこそこ居る関係上トリックルームを展開しないときに上から動けたら嬉しいので個体値は31、というのは建前で最遅個体がいなかったため仕方なくS個体値31を採用したとのことです。誰か彼に最遅ガチグマを恵んであげて下さい。

→なんと構築記事を読んでくださった方にS0ガチグマを交換していただけました!

相手のアカツキクマとのS関係がハッキリするのでS0推奨。

技構成:からげんき/じしん/つるぎのまい/まもる

 

いつものガチグマ。テラスタイプだけはゴーストでは無くドラゴンタイプ。というのも、トリックルーム中にねこだましを無効化するために霊テラスを切ったり、その他弱点を突かれないために霊テラスを切ったりすると、トリル中に後発の悪ウーラオスやドドゲザンのふいうちで縛られてしまったり、トリル前にゴリランダーや水ウーラオス、オーガポンなどの草・水・炎タイプのポケモンがウキウキで殴ってくるのにムカついたりしたため採用。

ガチグマは元々霊テラスの採用率が非常に高く、テラスタル権を切っていないガチグマに対してねこだましを撃つ行為が相手視点非常にリスキーな行動になるため、相手がほぼねこだましを撃ってこないのも○

 

イイネイヌ@とつげきチョッキ

テラスタイプ:あく

せいかく:いじっぱり

実数値&(努力値):H193(236)-↑A187(172)-B135(x)-↓C(x)-D106(x)-S113(100)

H-できるだけ耐久が欲しかった。

A-11nにしつつ低くなりすぎないライン。

S-すばやさ1段階降下最速化身ランドロス抜き。

技構成:どくづき/けたぐり/はたきおとす/はやてがえし

-どくづき...イイネイヌとの信頼関係を築けている人はダストシュート採用で良いです。

-けたぐり...ドレインパンチと選択。インファイトも選択肢にならなくはないが、撃つと耐久が下がって相手の攻撃を耐えられなくなったり、構築の性質上交換がしにくいので下がった耐久を解除することが難しかったりしたため今回は不採用。結果、火力を維持しつつ耐久も下がらないけたぐり採用となった。

-はたきおとす...毒・格闘では触れないゴーストタイプへの打点になったり、雑に相手の持ち物を回収したりできる技。悪テラスタルとあわせて使うと地味に強い。ドラゴンタイプや化身ランドロスを触りに行ける冷凍パンチあたりと選択。

-はやてがえし...DLC青の円盤で習得した新技。効果は知っててもどのポケモンが覚えるかを知らない人が多かったり、普通に忘れている人が多かったりするおかげで意外と通る。あとガチグマがドラゴンテラスタルした後にウキウキでねこだましを撃ってくる相手を絶望させることができる。

 

絶妙な耐久と火力、いかく耐性の特性、はやてがえし習得による若干のねこだまし耐性によって先発での荒し適正が若干高め。ゴリランダー&ガオガエンサイクルに強く、Sブーストハバタクカミ&悪ウーラオスの並びに強く、オーガポンの弱点も突ける一見完璧で究極のポケモン

 

選出など

選出は大きく分けて3パターン。

基本選出1

@1

この選出をしてすてぜりふ+トリックルームガチグマ着地もしくは、ねこだましトリックルームひかりのかべ+すてぜりふでガチグマ着地をさせてガチグマで暴れ回れるのが理想。ラスト1体は相手の構築を見て刺さりそうなポケモンを投げるが、相手の構築のウーラオスが明らかに悪っぽいときは大体相手の選出にラス1タスキ悪ウーラが控えているのでイイネイヌを選出している。

具体的に選出しやすい相手としては、おいかぜ構築/イエッサンテツノカシラ/パオカイエンテイあたり。

基本選出2

+

ガチグマリキキリン/ガエンゴリラ系スタン構築あたりに対して選出することが多い。ハバタクカミとイイネイヌで荒してどちらか1体が倒れた後に後発のクレセリアトリックルーム→先発の荒らしによって受けきれなくなった相手をガチグマで一掃したい。

基本選出3

+or

モロバレル入りのスタン構築などのように展開が遅く、ハバタクカミのちょうはつ+ガオガエンのすてぜりふなどで安全に裏のエースが着地できそうな場合に選出する。この選出をする場合は裏のエースでつるぎのまいをした後に、クレセリアガオガエンで延命することを意識して全抜きを狙う。

 

ラスタル権について

→だいたいクレセリアかガチグマ

この2匹が動けないと話にならないため、ガチクレセの選出をしている場合はテラスタルをこの2体に切る展開が来るかもしれないということを意識して立ち回る。このあたりの立ち回りは過去のガチクレセ構築とほとんど同じかもしれない。

 

キツイ構築

ペリッパーブリジュラス

ブリジュラスを倒しにいく手段に乏しいので普通にめっちゃキツイ。初手次第ではワンチャン勝てる(予選1-1)。

 

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました!

良い構築が見つからない中でなんとか自分達の構築を組み上げて予選を抜けることができて良かったです!自分は2019年以降一度も予選を抜けられていないので、今年は本戦を突破して久しぶりにライブ大会に行けるように頑張ります!(テラ)

構築案が迷走してたときはどうなることやらと思ってましたが、なんとか片方だけでも抜けられて良かったです。今回の予選ではあと2勝分足りなかった自分も次回の予選では確実に抜けられるように頑張ります!!(りょうま)

 

レンタルコード:KX3S4P

【👍STAR BURST BEST6👍】正直コノヨザルでいい壁イイネイヌ構築

はじめに

どうも、りょうまと申します。

回はSTAR BURSTという3人1組の全128チーム+招待枠4チームが参加した大会で、主将のはまんり(@hamanrisub12345)さん、中堅のショウ(@PokeSyoum)さんとBEST6までチームで勝ち上がることができた構築を紹介していきます。(自分は先鋒でした)

ちなみに、構築としてはランクマ瞬間10000位を達成するなどかなり微妙なのであまり参考にならないということだけは先に触れておきます。(一応そのあと800位ぐらいまでは戻した)

画像

画像

目次

構築経緯

今回の大会は少しルールが特殊で

【レギュレーションD準拠のダブルバトル+3人の中で使用するポケモンの重複禁止+3人の中で1匹のみDLC後解禁ポケモンの使用が可能】

というルールだったので、まずはチームでそれぞれ使いたい構築の方向性を探っていくことに。ここで、はまんりさんは世界大会のDay2配信卓にも出ていたイエッサン/グレンアルマ/ヒスイドレディア/コータス/ガチグマ/ブリムオンの構築(↓画像1枚目)がパワーが高く、オープンチームシートの実績もあり、さらにBO1ならねむりごなの75%を当てれば即勝ちレベルになるということでこの構築を握ることが決定。また、ショウさんは8月のランクマでかなり練度があり、自信を感じていたという壁コノヨザルの構築(↓画像2枚目)を使いたいとのことで、壁コノヨザル構築に必要なパーツがはまんりさんの構築と全く被っていなかったことからも2人の構築はたった1日で方向性が決まった。

画像

画像

一方肝心の自分の構築は、余っている強ポケモンとして

ハバタクカミ(明らか強い)

ウーラオス(シンプル最強)

パオジアン(タスキ枠最強!)

テツノカイナ(弱い訳がない)

モロバレル(一生強い)

など、2人の構築がわりと特徴的なものもあって使用できるポケモンは、よりどりみどりといった状況となっていました。この時点でおいかぜ軸などに構築の方向性を決定していれば、恐らく自分の使う構築はかなり強いものができていたでしょう。

しかし、この大会には一つ重要なルールがあります。

それは、チームに1匹のみDLCで解禁されたポケモンが使えるということです。

そして、いつもの良くない癖がでます。ここで今、どう考えても強いポケモン達で構築を組んで大会までに練度を上げれば良いものを、「せっかくなんでDLCの新ポケモン使いたくないですか?」「イイネイヌ、絶対強いっすよ~w」「2日で構築作りますよw」とかいう訳の分からない謎の悪ノリをしてしまった結果、DLCが解禁されるまで自分の構築は保留になりました。(マジで何やってんだこの人…)

チームメンバーの2人が着々と練度を上げるなか、ついにDLCが解禁。

そして、待ちに待ったイイネイヌの詳細な能力値が公開!

 

…微妙!!!!

けっこう高い耐久と攻撃力がありながらもなんともいえない素早さライン、そして強い特性ではあるんだけどそれまけんきで良くね?と思わせるばんけんという特性。極めつけには、とんぼがえりやすてぜりふといった対面操作技、ふいうちやマッハパンチなどの先制技すらも覚えてくれないこのポケモンに正直顔をしかめていた。

そして、準伝枠だったオーガポンが思ってたよりヤバそうな性能をしていたため、かなり心が揺らぐ。

しかし、ここであるメッセージが届く。

というわけで、期待されてしまったからには作ります、イイネイヌ構築。

・構築の軸

当然これはイイネイヌ。

まずはイイネイヌの型ですが、能力値的に相性が良さそうなとつげきチョッキでサイクルに参加させる感じか、毒・格闘のそこそこ優秀な耐性とばんけんといういかく耐性があるため居座ることが主体の壁+ビルドアップ&ドレインパンチで使うかの二択で考えていました。

ここで、先述の通りにイイネイヌはとんぼがえりなどの対面操作技や、先制技を覚えないことからとつげきチョッキ型は少し不向きであると判断し、雰囲気強そうな壁+ビルドアップ&ドレインパンチ型へと決定しました。(しかし、後にとある悲報に気づきます)

・壁要員

壁構築にすることが決定したため、まずは壁要員を探すことに。

流石に先制で壁を貼りたかったため、いたずらごころ持ちのヤミラミクレッフィが選択肢に上がりました。ここは壁を貼る他におにびで水ウーラオスなどの面倒な高火力物理ポケモンを止めたり、アンコールで相手を直接妨害できたりして、さらに悪タイプがあることで相手のいたずらごころちょうはつを受けない強みがあるヤミラミに決定しました。

・残りの4枠

さて、壁要員と積み要員の2体が決まったところで、次は壁構築を組むにあたって強そうなポケモン達を並べていきます。

ディンルー

このポケモンはウーラオスやゴリランダーが来てからかなり数を減らしましたが、今大会のチーム内でポケモンの被り無しということから1/3を引かなければかなり活躍できると考え、すんなり採用。最悪水ウーラオスと当たってもヤミラミの鬼火で何とかしようと思ってました。型は今年のPJCS優勝構築の壁ディンルーの型をそれっぽくぱくt、リスペクトしたものを採用。

ゴリランダー

ねこだまし持ちポケモンとして積みポケモンのサポートや、グラスフィールドによる味方の回復等強い要素しか見当たらなかったため採用。ガチグマ&クレセリアや、イエッサン&グレンアルマに対してもかなり動かしやすくなるのも○

ウルガモス

壁ディンルー構築あるあるのモロバレル+サーフゴー激重問題の解決手段、その他特殊型のポケモンをディンルーとともにちょうのまいの起点にできることから採用。また、ヤミラミ&ディンルーを採用する関係上、どうあがいてもフェアリータイプが重くなるため、大体特殊技のフェアリー技を半減にしつつ起点にできるのも○

ハバタクカミ

正直、この枠は微妙。なんとな~く壁があるので1回は相手に高火力を押しつけたりスイープを行えるのではないか?ということで採用しましたが、強いんだけどウーン…といったところ。

この枠次第で多分この構築はもう少し強くなれた気がします。

 

個体解説

グッドメン(イイネイヌ)

とくせい:ばんけん

テラスタイプ:みず

せいかく:いじっぱり

持ち物:たべのこし

能力値:H195-A166(↑)-B136-C(x)-D135-S101

努力値:H252-A20-B4-D228-S4

技構成:ドレインパンチ/はたきおとす/まもる/ビルドアップ

DLC配信二日で良い調整が思いつくわけが無いため、もともと高くてかつビルドアップで補えるぼうぎょではなく、雑に低いとくぼうに大きく耐久を割いてみました。こうげきに20振ったのは11n調整+ビルドアップでこうげきが1.5倍になったときにおいしい偶数調整。もうちょっとこうげきに割いて攻撃力2段階上昇時無振りオーガポン確1とかにしても良かったかも。

技構成は、ドレインパンチビルドアップはコンセプト的に確定。まもるは食べ残しやグラスフィールドの回復と相性が良いのもあって採用し得。はたきおとすは、ドレインパンチの通らないひこうタイプやゴーストタイプ等への打点兼、相手への嫌がらせ目的で採用。

特性は、流石にいかく耐性をつけたかったのでばんけん

持ち物は、ドレインパンチの回復や壁と相性の良いたべのこし

テラスタイプは、なんとな~く受けが広いみずタイプ。元のタイプが優秀なのであんまりテラスタルを切ることはありませんでした。

ニックネームはチーム名のサウンドグッドメンよりグッドメン

大体60戦近く使った感想としては、「ビルドアップ型を使うならコノヨザルで良くね?」「なんなら剣舞テツノカイナの方が強くね?」「もはやビルドアップor剣舞ウーラオスの方が強くね?」

正直同じビルドアップ型ならタイプと多少能力値が違うという点以外はコノヨザルの下位互換レベルです…さらに、コノヨザルにはふんどのこぶしとかいうバチクソに強い技があるため、本当にどうしようもありません。あまりにもイイネイヌというポケモンである意味が薄かったため、マジでチョッキ型で使えば良かった…と大会中ずっと後悔してました。

ちなみに無理やりイイネイヌである強みを探したらこんな感じでした。

・コノヨザルと違って毒タイプがあるのでヤミラミ、ディンルー、イイネイヌと選出してもフェアリーの一貫をギリギリ抑えられる(正直これが一番大きい)

・テツノカイナやウーラオスと違っていかくに耐性がある

・シニア勢で流行ってるっぽいサムズアップ👍に構築単位で対抗できる。

 

クローズヤミラミ

とくせい:いたずらごころ

テラスタイプ:くさ

せいかく:おだやか

持ち物:ひかりのねんど

能力値:H157-A(x)-B96-C(x)-D128(↑)-S70

努力値:H252-B4-D252

技構成:アンコール/おにび/リフレクター/ひかりのかべ

調整は、壁構築に初手出てきがちなハバタクカミの攻撃をできるだけ耐えてほしかったので特殊耐久特化。

技構成は、壁を貼って生き残ったときに積みポケモンの補助をしたり、ディンルーのすなじごくと併用して相手の積み技を使ったポケモンをはめられるアンコール、水ウーラオス等の面倒な高火力物理ポケモンに対しての嫌がらせを目的としたおにび、あとは両壁

持ち物は、壁ターンを長引かせるためのひかりのねんど

特性は、先制で壁を貼るためにいたずらごころ1択。

テラスタイプは、モロバレルに若干キノコのほうしをうたせにくくするくさタイプ

ニックネームは、ヤミラミだしワンピースのヤミヤミの実と語感が似てるし"闇水(くろうず)"でいっか、と思ってクロウズにしたけどなんとなくカタカナがダサかったのでクローズに変更。

使った感想としては、両壁+アンコール+すなじごくは強かった。強かったんだけど相手に悪タイプが並ぶと置物になりがちなのが玉に瑕。

 

ダイコウカイ(ゴリランダー

とくせい:グラスメイカ

テラスタイプ:ほのお

せいかく:いじっぱり

持ち物:マゴのみ

能力値:H207-A166(↑)-B126-C(x)-D97-S110

努力値:H252-A44-B124-D52-S36

技構成:ウッドハンマー/とんぼがえり/ねこだまし/ちょうはつ

調整は、ようきパオジアンのつららおとし耐え、同速意識のS36、あとは適当配分です。正直な話、使い慣れてるからこの型を採用しましたが、とくぼうとかが何の調整だったかはもう忘れました。

技構成は、火力を出せるウッドハンマー、対面操作のとんぼがえり、相手を止めるねこだましモロバレル等の面倒なポケモンを止めるためのちょうはつ

持ち物は、壁構築やウッドハンマーの反動ダメージで良く発動する1/3回復実

特性は、味方の回復もできて、構築に一貫する地震のダメージを半減にできるグラスメイカ1択。

テラスタイプは、ほのお弱点とこおり弱点を同時に消せるほのおタイプ

ニックネームは、チームメンバーのはまんりさんが練習試合のときにイエッサンに”ふくまみづし”と名付けていたので、相手の領域展開に対抗するにはこちらも領域を展開する必要があるため、呪術廻戦より、とあるキャラクターの領域名である”ダイコウカイ”と名付けました。

ゴリランダーはグラスメイカーとねこだましがあって壁構築とかなり相性が良く感じたので、今回の構築以外で壁構築を作る時にもっと考えてみたいポケモンでした。(ヤバソチャとかも使ってみたい)

 

チョウイイネ(ウルガモス

とくせい:ほのおのからだ

テラスタイプ:くさ

せいかく:ずぶとい

持ち物:オボンのみ

能力値:H191-A(x)-B110(↑)-C156-D126-S138

努力値:H244-B116-C4-D4-S140

※調整ミスでせいかく:ずぶといになっていますが、おくびょうH244 B212 C4 D4 S44のほうがぼうぎょの数値があと2上がります。

技構成:ねっぷう/ギガドレイン/まもる/ちょうのまい

調整は、ちょうのまい1回で最速テツノツツミを抜ける調整。あとはペラペラなぼうぎょに回して、とくこうが偶数になるように4振りとしました。

技構成は、全体技のねっぷう、ねっぷうの通らないみずタイプへの打点兼回復技としてギガドレインねこだまし+こうげきとかで大きく削られたくないため流石に欲しいまもる、あとは積み技のちょうのまいです。

持ち物は、回復と併せて実質的な耐久値が上がり、ほぼ確実に発動するオボンの実

特性は、接触こうげきを受けたら3割で相手をやけどにできるのがおいしいほのおのからだ

テラスタイプは、モロバレル&サーフゴーあたりの対策として草タイプ

ニックネームは、イイネイヌに対する積みエースなので、イイ感じにしたくてチョウイイネ👍。

ウルガモスはメガネイーユイのねっぷうでさえもディンルーと横ならびなら余裕で起点にしていけたりと、現環境でもまだまだやれそうですね。ただ、バークアウトで機能停止しがちなのは注意(1敗)

 

マドカ(ディンルー

とくせい:わざわいのうつわ

テラスタイプ:どく

せいかく:わんぱく

持ち物:ウイのみ

能力値:H262-A135-B160(↑)-C(x)-D123-S70

努力値:H252-A36-B4-D180-S36

技構成:すなじごく/カタストロフィ/ヘビーボンバー/ちょうはつ

調整は、基本すなじごくとカタストロフィで相手を削るため、雑に特殊耐久高めの型です。すばやさはもはやミラーが発生する環境ではないので、もう完全に耐久に回しても良いかも。

技構成は、相手をキャッチできるすなじごく、すなじごくと相性が良く、雑削りにもってこいなカタストロフィ、流石にハバタクカミに打点が欲しかったのでヘビーボンバー、すなじごくと併用することでモロバレルなどをはめたり、クレセリアトリックルームを止めたりできるちょうはつ

持ち物は、壁込みだと発動率が各段に上がって超耐久にできる1/3回復実

テラスタイプは、耐性が優秀でゴリランダーにボコられない毒タイプ

ニックネームは、鹿なので円鹿。

今回はたべのこしがイイネイヌに取られていたのでウイの実で採用しましたが、壁と併せてかなり発動率が高く、ギリギリのところから一気に回復して逆転できた試合もあってかなり強かったです。

 

ゴッドヘアー(ハバタクカミ

とくせい:こだいかっせい

テラスタイプ:フェアリー

せいかく:おくびょう

持ち物:こだわりメガネ

能力値:H155-A(x)-B85-C166-D156-S191(↑)

努力値:H196-B76-C84-D4-S148

技構成:ムーンフォース/マジカルシャイン/シャドーボール/エナジーボール

調整は、少なくともいじっぱりパオジアンの上ぐらいはとっておきたかったののついでで最速オオニューラ抜き抜き調整。耐久はようきパオジアンのつららおとし耐えにしましたが、だいたい壁があるのでもっと耐久を削って火力に回しても良かったかもしれない。

技構成は、単体火力のムーンフォースと全体技のマジカルシャイン、相手のハバタクカミをワンパンする用のシャドーボール、残り一枠は水ウーラオスに対して圧力をかけるエナジーボールにしたけど正直もっと構築にあった技を探せた気がする。

持ち物は、火力増強のこだわりメガネ

テラスタイプは、火力アップ&ふいうち等悪技半減のフェアリータイプ

ニックネームは、ハバタクカミはどう考えても神なのでゴッドヘアー。

ハバタクカミは普通に雑採用でも強かったんですが、完全に当てはまるピースという感じではなく、強いんだけど…強いんだけど…うーん…という感じでした。

 

選出等

・基本選出

先発:ヤミラミ+ディンルー(ハバタクカミ)

後発:イイネイヌorウルガモス+ゴリランダー(ハバタクカミ)

スタン構築、おいかぜ軸、トリル軸…大体全部やることは同じで、普通に壁を貼ってディンルーのすなじごく等で相手の足止めをしつつ、うまいことウルガモスかイイネイヌで積んでいきます。アンコールやちょうはつを器用に使って、裏の積みポケモンの起点を作成することが勝利の鍵。

選出は、初手ハバタクカミを選出することで相手にテラスタルを強要して有利展開を作ったり、壁を貼りながら無理やり一匹持って行けそうなときはハバタクカミ+ヤミラミ、それ以外はだいたい安定するヤミラミディンルー。後発は積みポケモン+補助のゴリランダーもしくは、ディンルーで削ったポケモンを上から倒しながら積むチャンスを作れるハバタクカミ。

あと、対おいかぜ軸に対して適当に初手ディンルーを投げていると初手にきた悪ウーラオスに崩壊させられることがあるので、相手の構築が悪ウーラオスっぽいなと感じたらハバタクカミを初手置きする必要があります。

ガチクレセなどのトリックルーム軸に関しては、相手の構築にコータスやイエッサン&グレンアルマあたりがいて大きく特殊打点に傾いているときはウルガモス、その他カイリュー入りのガチクレセなどにはイイネイヌでなんとか頑張って戦いたい。

成績

・Day1(予選スイスドロー

個人:××○○○×(3-3)

チーム:○×○○○○(5-1)

予選抜け

・Day1(決勝トーナメント)

個人:○○(2-0)

チーム:○○(2-0)

Day2進出決定

・Day2(グループ予選)

個人:×××(0-3)

チーム:×○○(2-1)

決勝トーナメント進出決定

・Day2(決勝トーナメント)

個人:×(0-1)

チーム:×(0-1)

決勝トーナメントBEST 6 

 

「絶対勝つぞ、オーー!!!」みたいなテンションで大会に臨んだものの、何故かウーラオスなどの確実に強いポケモンを使わずにイイネイヌを使うとか言った結果、引くに引けなくなったバカがいたため、正直ここまで上り詰められるとは思ってもみませんでした。キャリーしていただいたショウさんとはまんりさんには本当に頭が上がらないですね。

ちなみに今回の大会では運の下振れと上振れが面白いほどに凄く、初戦からすなじごくを2連で外したり色々あった後にイイネイヌがシャカシャカほうで即やけどを引いて負けたり、ディンルーがランドロスいわなだれで5連怯みして負けたり、ここしかないというところでパオジアンのつららおとしを避けて勝ったり、かなりの優位盤面からねっぷうを外した後に2連急所で負けかけたりと、本当に色々ありました。

構築としては散々弱いと言い続けましたが、若干のプレミや択負けなどで負けた試合もそこそこあったので気合いで立ち回ればやれなくもないぐらいの強さでした。

 

感想・裏話など(対戦内容とかは無いです)

STAR BURST、最高に楽しかったです👍

しかし、実をいうと初めは今回の大会に参加する予定はありませんでした。というのも、メンバーとして気軽に誘える人が普段ポケモンを一緒にやることがある友人のテラぐらいしかいないかったため、あと1人が見つからなさそうという諦めや、大会がDLC直後なので新しく解禁されたポケモン達を育成していると、大会に出てる暇が無いだろうな~という気持ちがあったので、面白そうな大会だな~と思いつつも、今回は視聴者側に回って楽しもうと思っていて参加する気はほぼありませんでした。

そんなことを考えていたあるとき、8/19日に行われたあいオフで声をかけて下さって仲良くなったはまんりさんからTwitterのDMでお誘いをいただきました。まさか自分が誰かに誘われるとは思ってもみなかったため、お誘いをいただけてかなり嬉しかったです。そしてチームサウンドグッドメンの一員となり、なぜかイイネイヌを使うことになり、BEST 6という素晴らしい結果を残すこともできて、本当にこの大会に参加できて、このチームで戦えて良かったなぁと思います。

 

最後に

まずは、ここまで記事を読んで下さった方々、ありがとうございました。

そして、最初はガチで勝ちにいくはずだったのに途中でイイネイヌ採用しようとかいう悪ノリをし始めても自由にやらせてくださったはまんりさん、ショウさん、本当にありがとうございました👍👍👍

今度機会があったらキチキギス使います🐦

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2023年ゲーム部門マスターカテゴリ総括

2023年ゲーム部門マスターカテゴリ総括

今年の公式大会が一通り終わったのでなんとなくの総括を書きます。

第1回PJCS予選

ワタッココータスでねむりごなを当てまくって予選抜け。

去年は予選抜けギリギリ一歩手前で負けたので、本戦がまだあるとはいえこの時点でかなり喜んでた。

第2回PJCS予選

レート1600ぐらいで撤退

第3回PJCS予選

レート1600ぐらいで撤退

第1回PJCS本戦

序盤に勝ち負けを繰り返すも後半で一気に連勝し、勝敗数的にも最終試合で勝ったら抜けてそうかなぁと思って対戦し、負け。本戦落ち確信ツイートをするも、結果を確認したらなんか抜けてた。後に分かったポケモンホームの対戦数から、本戦中に対戦数と勝敗を数え間違えており、完全にラストの1試合が無駄だったことが判明。

ここまで一緒に戦って全国の舞台に押し上げてくれたワタッココータス、マジでありがとう。

第2回PJCS本戦

第1回PJCS本戦のようなことが起こらないことを祈りながらTwitterを眺めていた。

PJCS決勝大会

負け勝ち勝ち負けで世界大会権利だけ獲得して即敗退。情けない。

1戦目ガチトリルドレコー、2戦目壁ソウブレイズとワタッココータスだと割とキツい相手と当たっていたのでもしPJCS決勝大会にワタッココータスを持ち込んでいたらここでそのまま2023は終わっていたかもしれない。

ルタおさんとバルドルさんには本当に今年世界大会優勝できなくてゴメンと思っています。

WCS Day1

頭が冴えてて勝ち。今年の準優勝者に1-2で負けた以外は全部勝った。

WCS Day2

集中力に限界がきて負け。

ずっと色々手伝ってくれたテラ、マジでありがとう。

総評

カツ丼は食べ得。

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【WCS2023マスターカテゴリ/Day2進出】てるチャレオンラインから3日で作るDay2構築【ダブルバトル】

はじめに

お久しぶりです、りょうまと申します。今回はWCS2023(マスターカテゴリ)でDay1を勝ち抜き、Day2に出場することができた構築を紹介していきます。

<使用構築>

レンタルコード:QTML6G

<構築経緯(完成までの流れ)>

8月5日

てるるんチャレンジオンラインというBO3オープンチームシート制の大規模オンライン大会に参加する。

t.co

結果、予選2-4ドロップ

あれ……?コイツ本当に世界大会出るん?

流石にヤバすぎるので反省して翌日の決勝トーナメントの結果から環境を考察し、構築を1から作り直すことに

 

8月6日

てるるんチャレンジオンラインが終了し、そこから一つ学びを得る↓

ハバタクカミは最強!!!

パオジアンやウーラオスクレセリア、その他諸々に対して圧倒的素早さから高火力を押しつけて荒しもスイープもこなせるこのポケモンが強すぎるということを改めて学びました。

 

・てるチャレの結果を活かしておいかぜ軸の構築を作り直してから友人のテラと対戦

このときはとりあえずPokémon-Icon 641.pngPokémon-Icon 892.png(悪)のような並びを作って対戦した.

↓結果

パオジアンのつららおとしで2回怯まされて圧倒的有利盤面から敗北したことでパオジアンが明らかに最強であるという結論に。(てるチャレや海外大会の結果からもパオジアンの上位採用率が圧倒的に高かったというのもある)

→パオジアン採用決定!!!

パオジアン採用が決定したので”わざわいのつるぎ”や水と氷の相性が良く、ダブルバトル最強技の一つである”まもる”をガン無視して相手を殴りに行ける最強特性”ふかしのこぶし”を持つぶっこわれポケモンウーラオス(水)も採用が決定!

パオジアン&ウーラオスに強いテツノカイナPokémon-Icon 992.pngの採用も決定!

→この流れで環境に増えそうなテツノカイナと戦えるポケモンかつ、純粋に最強ポケモンであるハバタクカミといかく枠兼地面の一貫を切る枠兼サイクルパーツとして優秀なランドロスも採用決定!

→上の5体にあまりにも一貫しすぎているフェアリー技とみず技の一貫を切ることができ、かふんだんごやいかりのこなによる味方のサポート、特性”さいせいりょく”による圧倒的サイクル性能、キノコのほうしによる催眠で相手に圧力をかけられる最強ポケモンモロバレルPokémon-Icon 591.pngも採用が決定!

 

そしてここでとあることに気づく。

こうしてテラとのてるチャレ終わりの考察と有名強者であり今年の世界王者となった(結果論)じーんさんがてるチャレで使っていた構築と同じものになったことからも、構築の方向性がこの6体で間違いないということで構築づくりを進め始めることとなった。

8月7日

とりあえず8月6日の考察を活かして構築の原型をそれっぽく作成。

この構築を使ってランクマをやっていたら二桁上位まで序盤元気することができたので、改めて構築の可能性を確信↓

・8月7日の考察内容

この時点でスカーフランドロスは強いんだけども…強いんだけどもなんかテラバーストと上手いこととんぼがえりを撃ってるとき以外なんとも言えない感じだし、守れないものうーん…という感じだし、いかくミラーでかなり機能が停止しがちなところが微妙という感想をテラと自分でお互いに思っていたので何か違う物ないかなぁ…(本当は水テラスとつげきチョッキ型が一番好きなんだけどテツノカイナにチョッキを取られているため)ということや、オープンチームシート制の”ちょうはつ”がモロバレルクレセリアの機能を停止させられる技として非常に優秀なため、構築のどこかに組み込みたいなぁ…と考えていた。

このことから一旦ランドロスの型は保留して、スカーフランドロス+ちょうはつハバタクカミの並びが強そうということから、とりあえずハバタクカミにちょうはつを採用してみることに↓

 

8月8日

8月7日の考察結果で作ったパーティーをもって一通り練習したあと、改めてテラとお互いの考察結果を確かめるため対戦することに。

すると、とんでもない構築を持ってきていた。

まさかのミラーガンメタ型クリアチャームランドロス+こごえるかぜ&ちょうはつのシャドーボール切りSブーストハバタクカミ。

構築全体のパワーを落とし過ぎず、かつ対スタンダード構築や対ミラー性能を上昇させたこの構築に普通にボコボコにされた。

そしてその夜、この構築を使ってオープンチームシート制BO3ルールで、強者も多く出場しているぼさんないとに初出場することに。

結果は3-0(○○ ○×○ ○○)でBO3全勝することができ、改めて構築の強さと柔軟性を確認。対戦した相手にWCS出場者(マスターとシニアが一人ずつ)がいたことや、3戦全部スタン構築相手だったことからも、WCS環境では6割ぐらいを占めてそうと予想していた対スタン構築への自信に繋がった。(なんなら1戦目の対戦相手の方は、型は違うけど6体ミラーでした)

この時点で構築はほぼ完成とし、あとは細かい調整をすることになった。(ここまでなんとてるチャレが終わってからたったの3日)

 

<個体解説>

ハバタクカミ

性格:おくびょう

実数値:H153-A(x)-B104-C165-D156-S173

努力値:H180-B228-C76-D4-S20

特性:こだいかっせい
テラスタイプ:フェアリー

持ち物:ブーストエナジー

技構成:ムーンフォース/こごえるかぜ/ちょうはつ/まもる

ハバタクカミは個人的に今環境TierSSSSぐらいあると感じていて、このポケモンを上手いこと扱えれば勝てると思っていたので絶対に構築に入れたかった。

今回のハバタクカミは対スタンダード構築に意識を大きく割いていて、スタンダード構築に良くいるモロバレルを止める為のちょうはつ採用や、こごえるかぜによるS操作+ウーラオスのすいりゅうれんだ、ランドロスのテラバーストで相手を大きく崩していくことができる。耐久に大きく割いているのはガチクレセ相手にも動かしたり、パオジアンのふいうち+ウーラオスアクアジェットをいかく込みで耐えて反撃できるようにしたりするため。

テラスタイプは火力底上げにフェアリーテラスを採用した。(くさテラスでも良いかも)

役割は主に対スタン、ちょうはつの通りの良いガチクレセや壁構築など。

 

ウーラオス(水)

性格:いじっぱり

実数値:H181-A187-B121-C(x)-D95-S141

努力値:H44-A156-B4-D116-S188

特性:ふかしのこぶし
テラスタイプ:みず

持ち物:しんぴのしずく

技構成:すいりゅうれんだ/インファイト/アクアジェット/まもる

「今の調整これが結論っぽいけど他にある?」

ってツイートのやつをパクった型らしい(テラ談)。そこそこ耐久に振ったウーラオスを使おうと思っていたので自然とこの型になった。

耐久的には、HBがいじっぱりA252こだわりはちまきカイリューのわざわいのつるぎ込みノーマルテラスタルしんそく耐え、HDがおくびょうC252こだわりメガネハバタクカミのムーンフォースをみずテラスタルを切ることでそこそこの高乱数で耐えたり(環境のメガネハバカミはほぼ耐久とSに振ってるので実際はほぼ100%耐える)、おくびょうC252トルネロスのダブルダメージこがらしあらしを素で87.5%で耐えたりとかなり絶妙な耐久ラインとなっている。

すばやさは、こごえるかぜによって素早さが下がった最速ハバタクカミや準速サーフゴーのSラインである136付近を完全に上回ることができるすばやさ141(原案より+1している)、かつ攻撃力が11n調整とまさに「今の調整これが結論っぽいけど他にある?」といった言葉も頷ける調整となっている。

テラスタイプは火力を底上げしてこごえるかぜ+すいりゅうれんだの縛り範囲を広げられる水で採用。

割とほぼ全ての構築相手に選出可能。どちらかというと裏から出すのが多かった気がする。

 

テツノカイナ

性格:いじっぱり

実数値:H247-A187-B129-C(x)-D120-S75

努力値:H140-A76-B4-D252-S36

特性:クォークチャージ
テラスタイプ:みず

持ち物:とつげきチョッキ

技構成:ドレインパンチ/ワイルドボルト/ヘビーボンバー/ねこだまし

調整自体はPJCSで使っていたテツノカイナのHPを少し減らして攻撃力に回すことで11n調整にした感じ。とにかく時間が無かったので似た耐久力をした型を使うことでダメージ計算ができないWCSの現場でも今までに培ってきたダメージ感覚である程度分かるようにした。技構成がボルトチェンジ→ヘビーボンバーになっているのは、ハバタクカミに対しての圧力は非常に重要と考えているため。

テラスタイプはハバタクカミ&イーユイやパオジアン&ウーラオスなどの高火力組の攻撃を耐えて反撃するための水。

役割は主に対おいかぜ軸や対スタン。おいかぜ軸にパオジアン&テツノカイナで投げてトルネロスをつららおとしで飛ばしつつ、横に並んでるポケモンと打ち合いをすることが多かった。

 

ランドロス(霊獣)

性格:いじっぱり

実数値:H169-A216-B110-C(x)-D100-S139

努力値:H36-A252-S220

特性:いかく
テラスタイプ:ひこう

持ち物:クリアチャーム

技構成:じだんだ/テラバースト/いわなだれ/まもる

本構築のおしゃれポイントポケモン。いかくでランドロスのテラバーストを対策しているスタン構築はオープンチームシートのクリアチャームを見た瞬間に顔をゆがめてそう。実際にWCSやぼさんないとではこのポケモンのテラバースト+こごえるかぜ等で多くのスタン構築を葬りさっていった。

スカーフランドロスは基本ようきが多いと思っていた(スカーフウーラオスの存在のため)ので同速対決意識で準速まで振る必要も無さそうと思い、最低ライン(すばやさ139)まで振りつつ若干HPにも割いた感じ。メガネハバタクカミのムーンフォースを耐える確率が若干上がる。

テラスタイプは飛行テラバーストを主な打点にしたいので飛行1択。技構成的には地面技のじだんだ、全体技兼ひるみワンチャン狙いのいわなだれ(とんぼがえりでも良かったかも)を採用した感じ。

役割は主に対スタンや対ガチクレセ。クリアチャームでいかく無効なのがスタンミラーにおいてめっちゃ強かった。ランドロス+ハバタクカミで投げてこごえるかぜ+テラバーストで一気に崩して行けそうだったら◎

 

モロバレル

性格:ずぶとい

実数値:H221-A(x)-B132-C106-D101-S52

努力値:H252-B236-C4-D4-S12

特性:さいせいりょく
テラスタイプ:みず

持ち物:オボンのみ

技構成:かふんだんご/キノコのほうし/いかりのこな/まもる

特に言うこと無し。いじっぱりA252パオジアンのつららおとし確定耐え、同速意識のS振り、CとDは気分で4振り。このポケモンはどうせつららおとしかシャドーボール、ねっぷうあたりの非接触技で処理されるため、ゴツゴツメットではなく汎用性の高いオボンのみを採用。テラスタイプはつららおとしやねっぷう等を半減するための水。

どっかでキノコのほうしを当てて相手を崩して行けそうだなぁと思ったらたいてい裏において選出していた。

 

パオジアン

Pokémon-Icon 1002.png

性格:ようき

実数値:H155-A172-B101-C(x)-D85-S205

努力値:A252-B4-S252

特性:わざわいのつるぎ
テラスタイプ:ゴースト

持ち物:きあいのタスキ

技構成:つららおとし/かみくだく/ふいうち/まもる

特に言うこと無しポケモン②。上から撃って怯ませるつららおとしが最強なのでようきで採用したけど、あんまりハバタクカミを怯ませてくれなかったのでいじっぱりでも良かったかも。かみくだく採用とせいなるつるぎ採用は迷った結果、サーフゴーやクレセリアなど、ハバタクカミのシャドーボールを切った関係上重くなりがちなポケモンへの対策や安定打点になるため採用した。テラスタイプはやはりねこだましやかくとう技を透かせるゴースト。

このポケモンきあいのタスキが残っている状況で戦えるとあまりにも強いため、基本モロバレルと一緒に選出していのちだいじに戦法で戦っていた。

 

<選出>

対スタン

だいたいこれで勝てる。こごえるかぜ+テラバーストや、ちょうはつ、まもるあたりを絡めて相手を一枚づつ破壊していきましょう。相手の初手がランドロス+ハバタクカミとかならガッツポーズ。

対追い風

@1(が多かったと思う)

大体パオジアン&テツノカイナの初手選出で、相手のトルネロスを速攻で落として残数有利を取ってなんとかしていく。あんまり選出が固まってないので、試合前にちゃんと試合展開を予想し、選出を行うことが必要。

その他

今回はマジで時間が無く、対スタン7:対おいかぜ2:その他1みたいな比率で練習していたので壁構築等への決まった戦い方がありません。

相手の構築がスタンであることを祈りましょう()

一応壁構築にはハバタクカミとウーラオスあたりで上手い感じに立ち回って、トリル相手にはランドバレルハバカミあたりでなんとかする予定でした。

無理構築

はい、というわけでPokémon-Icon 549a.pngPokémon-Icon 936.pngPokémon-Icon 901.pngPokémon-Icon 488.png←無理です。

多分普通にお先噴火を食らってるだけで負けます。なんとか対策できる立ち回りかた募集中。

 

戦績・反省

というわけでWCS2023横浜大会は5-1でDay1抜け、0-3でDay2敗退という結果に終わりました(細かい対戦内容はまたどこかで記事か動画か配信で語るかも)。Day1で全力を出し過ぎた結果、次の日はフニャフニャになってしまうという大ぽかをやらかすものの、この大会はめちゃくちゃ楽しかったなぁという感想です。今回Day1でのプレイングは今年のPJCS第1回予選(23-4)のときなみに冴えていたのでめっちゃ勝てたのですが、いかんせんDay2ではPJCS決勝大会のときのへなちょこさになってしまいました(2-2で世界権利だけ取って即敗退)。Day2で勝っている人間と比べると、恐らく今まで踏んできた大会やオフ会などの場数の多さで差が出ているのかなぁと思うので今後とも対戦オフなどに出て場慣れをしていきたいです。

 

おわりに

まずはここまでこの記事を読んで下さった方々、ありがとうございました。久しぶりに構築記事を書いたので読みづらいところもあったと思いますが、許してください。

 

去年は予選抜けギリギリのところで負けてしまい、出場できなかったPJCSとさらにはWCSまで今年は参加できてとても嬉しかったし、思い出に残る経験になりました。

来年も勝って参加し、優勝できるようにがんばります!

最後に、ここまでPJCS予選からずっと一緒に構築を考えてきた@terabait123、マジでありがとう!!!